上場審査上求められる子会社管理とはどのようなレベルですか。

連結対象である子会社は、親会社と同様の管理体制が原則として必要です。企業グループで1つの会社とみなされるため、グループで統一したルールを適用することで子会社を管理します。

ただし、事業の重要性によって求められる管理レベルは異なり、企業グループの事業に極めて影響が小さな子会社であれば親会社ほどの管理レベルは求められません。

上場審査上のポイントは、企業グループにとって十分な統制環境が整備されているか、企業グループ全体としてコーポレート・ガバナンスが機能しているか、という点です。