証券審査内容はどのようなものですか。
基本的に上場準備項目に沿って上場審査が行われます。
したがって、本QAの大項目のようにコーポレート・ガバナンスに関する事項、予算、月次決算、規程の整備状況、稟議の運用状況、内部統制、コンプライアンス体制などが十分に整備されているかが確認されます。これらは書面による質問に回答する形式で審査が進みます。加えて、回答にしたがって別途ヒアリングも実施されます。
次に、業務フローの確認があります。社内の業務プロセスを実際の帳票を用いて説明することで、現場で業務フローが適切に運用されているかが確認されます。
最後に社長面談、常勤監査役面談、社外取締役面談、監査法人面談が行われ、経営陣が十分に上場するということを理解し、ガバナンス体制を維持、強化していくことができる体制であることを確認します。