上場準備会社の社長が子会社の社長を兼任することは問題となりますか。

親会社が持株会社の場合には問題ありません。持株会社ではない場合、親会社の社長が子会社の社長を兼任することは重要な役職の兼任になり望ましくありません。
上場する会社の社長としての職務に専任し、子会社の社長は別の者を選任すべきです。

兼任が解消できない場合には人員不足であり、上場する適切なタイミングではないとみなされる可能性があります。
したがって、兼任がいつ解消できそうか、後任は既にいるのか、現時点ではなぜ兼任しているのかなどについて整理し、上場タイミングを判断することが重要です。